ChatGPTや画像生成AIなど、ソフトウェアの世界は大きく変わろうとしています。そんな中で、「もうハードウェア寄りの組み込みソフトは時代遅れでは?」という声も聞こえてきます。
でも実は、AI時代だからこそ、組み込みソフトウェアの重要性はより高まっているのです。
AIにも「手足」が必要
AIが頭脳だとすれば、現実世界で動くためには「手足」が必要です。カメラ、センサー、モーター。これらを制御するのが組み込みソフトウェアです。
自動運転車も、家庭用ロボットも、組み込みソフトウェアがなければ動きません。
IoTで、あらゆるモノがインターネットにつながる時代に
家電、照明、農業機器、工場のセンサー。あらゆるモノがネットにつながる時代。つまり、すべての「モノ」にソフトウェアが載ります。
これを支えるのが、軽量で安定した組み込みソフトウェアです。
エッジAI
クラウドAIでは処理が追いつかない。そこで、エッジデバイス上でAIを動かす「エッジAI」が広がっています。
「AI × 組み込みソフトウェア」のスキルが求められる時代になっています。
おわりに
AIがどんなに進化しても、現実世界を動かすには組み込みソフトウェアが必要です。
見えにくいですが、AI時代の根幹を支えているのは、こうした低レイヤーの技術なのです。
ベガシステムでは、組み込みソフトウェアの開発も多数行なっています。
AIと共存しながら、現実世界を動かす技術をこれからも提供していきます。
(IT 事業部門 T.H)