AI技術の進化により、ITエンジニアに求められるスキルは大きく変わってきています。コードを書く技術だけではなく、「その先」にある力がこれからの時代の価値を決めるでしょう。
AI時代を生き抜くエンジニアに特に重要な3つの力を紹介します。
1. 設計力:何をどう作るかを描く力
AIや自動生成ツールによって、コードを書く作業はどんどん自動化されつつあります。だからこそ、エンジニアとして問われるのは「何を作るか」「どんな構造で組み立てるか」という設計力です。
ユーザーの体験をどう設計し、どこを自動化するか。抽象的な構想力が、今後の重要なポイントになります。
2. チームで価値を生む力
高度な技術も、チームで動けなければ成果になりません。開発チーム内の連携はもちろん、お客様とのコミュニケーションや、設計意図の共有など、柔軟なコミュニケーション力が求められます。
一人ではなく「チーム」。その中で価値を発揮できることが大切です。
3. 倫理的判断力
AI時代において、「できる」ことと「やるべき」ことの間には大きな違いがあります。
データの扱い、利用者への影響、仕事の自動化がもたらす社会的変化など、技術を扱うエンジニアには責任が伴います。倫理的に正しい判断ができるエンジニアは、組織からも社会からも信頼されるでしょう。
最後に
技術だけでなく、「どう考え、どう動くか」が問われます。これからのエンジニアには、“技術力 + 思考力 + 人間性”のバランスが求められています。
(IT 事業部門 T.H)